複線型人事制度
サカグループには、ポストに応じで昇進していく「マネジメントコース」と、介護に関する高い技能と知識・技術を持つ方がキャリアアップをしていく「エキスパートコース」があります。当社の複線型人事制度(キャリアパス)は、介護職として現場でキャリアを積むことでエキスパートマネージャーをめざすことができるのが特徴です。がんばった人が正当に報われるよう、公平な評価による昇給・昇格、熱意と活力あふれる職場づくりに取り組んでいます。
サカグループ・キャリアパスの概要
エキスパートコースにおいて介護職員の資質の向上、高い専門性の習得を図り、国の「介護プロフェッショナルキャリア段位制度」に基づき、レベル4の認定を受けた介護職員及び評価者(アセッサー)の資格を取得した介護職員「ひろしま介護マイスター」を養成しています。
マネジメントコース
プロフェッショナルストーリー
-
入社してすぐ
現場の介護職として勤務をスタート。
何も分からない状態から、同じフロアで働く先輩に丁寧に教わりながら、少しずつ介助のノウハウを学びました。
仕事や人間関係で困ったことや悩みは、メンターさんに相談に乗ってもらいました。
-
3ヶ月目
ご利用者との関わりに必要なスキルを一通り覚えて日中の業務は1人でこなせるようになりました。
先輩から用事を頼まれることも増えましたが、まだ経験が浅いため、対応できないこともあります。
-
1年目
ほとんどの作業を覚え、先輩から仕事を任されて、1人で段取りをして進められるようになりました。チームの代表として委員会にも参加しています。
後輩と一緒に仕事をし、会議で意見を交わしあい、より良い介護方法を勉強中です。
物事の背景も理解できるようになり社内で自分の意見が言えるようになりました。
-
3年目
チームのサブリーダーとなり、会議の準備や、職員とリーダーとのパイプ役として、リーダーをサポートしています。
研修を受けて、メンターとしてデビューもしました。後輩に寄り添い、意見に耳を傾けることで、働きやすい職場づくりを目指しています。
-
5年目
リーダーを任されるようになりました。同期には相談員になった職員もいます。これまで担当したチームはもちろん、他のユニットとの連携や取組に意識が向いてきました。自分のチームが施設全体にどのような影響を与えているかを考えるようになりました。チームとして新たな取り組みを企画して、自分のビジョンに仲間を引き込んで推進しています。
職員全員の長所を伸ばして、仕事を任せながら、チーム全体の成長に繋げています。
エキスパートコース
プロフェッショナルストーリー
-
介護担当職 I
介護は未経験だけど、メンターさんが不安を受け止めてくれるので安心です。先輩方の丁寧な指導のおかげで、慣れない仕事ですが前向きに取り組むことができています。初任者研修も無事修了しました。
-
介護担当職 II
基本的な介護の仕事はリーダーの指示なく自主的に動けるようになりました。新人のメンターを任され、先輩として頼られる存在に。今は介護実務者研修や認知症介護実践研修も受講しています。
-
エキスパートリーダー
介護福祉士を取得しました。外国人介護士や専門学校から来た実習生の指導員を任され、介護過程の展開、終末期ケア、介護の専門性と多職種連携など、学ぶことがたくさんあります。
-
トレーナー
アセッサー登録を果たし、技能の適正な評価者としてトレーニングを受けました。他の施設へ外国人技能評価者として委託派遣され、介護の知識や技術、技能の指導をしています。
-
エキスパートマネジャー
技能実習計画や新人キャリアパスを、介護現場の意見を取り入れながら改定中で、介護技能の教え方、技能評価のポイントなど、改善を積み重ねている段階です。エキスパートコースが公平・公正・透明性のある制度として運用できるようトレーナー研修にも力を入れています。
公正で透明性ある評価
サカグループでは人事評価制度として「目標管理制度」を導入しています。
上期、下期とまずご自身で目標を設定していただき、上司としっかり面談を実施した上で半期ごとの目標を決定します。
上期と下期の評価を年間評価として算出し、その結果に応じて毎年5月に昇格・昇進が決定されます。
パート評価
家事や育児や介護との両立のために「短時間勤務」でお仕事をされるパート職員さんに対してもしっかりとした人事評価制度があります。
1年の初めに立てた目標に対しての達成度に応じて「加給」が付与されます。